yohakuをひらく理由

美容室をつくることは、ただ髪を切る場所をつくることではありません。
僕にとって「yohaku」は、自分と向き合い、人と街と共に生きるための場所です。

古民家を選んだのは、時間の流れをそのまま感じられる空間にしたかったから。
新しいものを詰め込むよりも、そこに残る“余白”を活かしたかった。
静かな木の匂い、光のにじみ、少し歪んだ窓枠。
そのすべてが、人の暮らしと同じように、整いすぎず、あたたかい。
そんな場所で、人の心と髪を整えたいと思いました。

「整える」とは、変わるための準備だと思っています。
髪を整えることで、心が軽くなり、また一歩を踏み出せる。
その小さな変化を積み重ねていくうちに、街が少しずつ明るくなっていく。
yohakuは、そんな“灯りのような場所”になりたいと思っています。

僕がこの街で美容室を始めるのは、地元に育ててもらった恩を、
“整えること”で返したいから。
人が自分らしさを取り戻し、また歩き出せるように。
そのきっかけを髪を通じてつくることが、僕の使命です。

yohakuは、髪を切るだけの場所ではありません。
人が一息つき、自分を取り戻すための余白。
変わる人が前進できるように、心を込めてハサミを動かします。